[読書ノート] 研究発表のためのスライドデザイン
研究発表のためのスライドデザイン https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000194774
結、理由、転、結
実際には、例では、結論→理由・補足→結論って感じがする。
例
質問: なぜあなたは今年1本も論文を書いていないのですか?
答え: 論文を書く時間がないのです。
なぜなら論文を書くにはいろいろなステップがあります。そしてそのステップの一つひとつにどれだけの時間を投資できるかで最終的な仕上がりが変わってきます。ですので,良い論文を書こうと思えば,それ相応の時間を投資しなければなりません。
それだけの時間を今年はまだ確保できていないことが,今年まだ1本も論文を書いていない理由です。
6行で書け。6段落?
- そのスライドの前提を変更したら、内容は削れる部分がでてくる
- 前提 : 対象範囲の制限とか。
例
BAD
ロードバランシングの分岐計画
- 問題が置きなればどうするか→何もしない
- 問題が起きたとき→XXする
GOOD
問題が起きたときのロードバランシングの分岐計画の見直し
- 問題1→XXする
- 問題2→YYする
アニメーションのつかいどころ
-
聴衆の視線誘導
- 目に入る情報が制限される
-
一枚のスライドのなかで物語を展開する(紙芝居のような)
- “イマ” の話題がわかる?
-
例 : グラフであれば、データの種類を段階的に増やす (棒グラフ、折れ線などで)
-
機序の説明でアニメーションを使う。
- LLMのトークナイズ、ベクトル化、など。
-
計算式
-
3-4枚に1枚アニメーションあるくらいがいい
- 発表の中に「緩急」をつける
スライドタイトルは説明的に (伝わるタイトル)
- グラフを表示していることを前提とすると、
- 結果 → Xは〜になっている
- XとYの比較 → 〜の場合ではXが多くなっている
- セクションは一枚にして切替時につかう?のがいいか?
サイズの話
- 最低20pt、理想は30pt以上、タイトルは36pt以上
- 例ではタイトル44pt、本文36pt
- そのまま引用するな
-
例えば、経過から傾向がわかる写真がならんでいる場合。
- 数が多いと一枚あたりのサイズが小さくなる
- 目で追う必要も出てくる
→ 最初と最後、もしくは、最初・途中・最後などにする
-
用語について
- 最初に説明したから、ではだめ。覚えてるわけない。
- たとえば用語以外では、実験のグループ。
- 実験セクションの最後で、「つまりGroupAがXに有効だということがわかりました」というとき、GroupAの文字だけだと、聴衆は「GroupAってなんだっけ?」となる
- たとえば用語以外では、実験のグループ。
→ 基本的には略語をつかわないのがいい
- 日本語での表現に置き換えて進める
- 定義を図にする
- LLMの処理順序は、トークン化、ベクトル化、ニューラルネットワークで推論?、文脈理解、デコード
- この一連の流れを図にする。とか。文字だけのフローチャートじゃなくて。
- LLMの処理順序は、トークン化、ベクトル化、ニューラルネットワークで推論?、文脈理解、デコード
- 正式名称だと長くなる場合
- 略語を口頭で説明する
- 虚勢を張るな
- 説明不要と説明必要の割合
- Know, Know, Know, Don’t know
図
- 式は、図と併用して出すなど。
- 項の説明など
- 例:除脂肪量。人体-体脂肪量=除脂肪量。 (なぜあなたの発表は伝わらないのか p88)
- 項の説明など
- メッセージに不要な項目は削る。
- 説明的なタイトル→つたえたいこと
- 伝えたいこと、が納得できる図
- 説明的なタイトル→つたえたいこと
トーク
- 何を伝えたいのかをいう、タイトルを噛み砕いて再度伝える、これからどこに行くのかを示す
- 各セクションの最初に、これから何の話をするのか、どこへ向かうのかを意う
例
「Xの安全性と有効性」
この発表では皆さんに新しいYの手法であるXが、安全でかつ有効な方法であることを知っていただければと思います
症例の画像
今回私たちは、Xをして、Yという経験をしました。ここでは、ではYになったのかを見ていきましょう。
- イントロダクションは、全体の1/3から1/4程度
- 話した感じで、文を改善する
- 回りくどい、話しにくい、など。
- 改行するとか、表現を変えるとか。
- 自分の問題だと思わせる、関係あると思わえる、巻き込む
- 手あげてもらったり、アクションを起こす
- 皆さん、とか、聴衆の呼び名を発言に含める
例
みなさんも、医者出るかrあ、きっと手術中に切除すべき病変がみつからなくて冷や汗をかいたことがあると思います。この、我々にとって非常に悩ましい問題を解決してくれるのが、今日お話するXです。
皆さんご存知の通り、最近はXなのでよくYになりますよね。そこで、Aとしたりするのですが、実際の問題はZであることなのです。
Rなのになぜ?と皆さんは思われるかもしれませんが、これはSなのです。
Yになってしまうと、我々技術者は困ってしまうわけです。
その問題を解決してくれるのが今日お話する、XXXです。
一般人が相手
みなさんの周りにもXになったという方がいるかも知れません。いま最も〜で多いのがXです。
理想的なのは、早期発見、早期治療で、最近は人間ドックのCTで直径◯センチ以下のものも見つかるようになりました。
しかし、ここには大きな問題があります。せっかく皆さんが人間ドックでこういう早期の腫瘍をみつけてもらっても、手術中にどこに腫瘍があるのかわからなくなることがあるのです。
ひどい場合は、もう少し育ててから切りましょう、と。これじゃあ、早期発見の意味がないですよね!
そこで登場したのが今日お話するXです。この方法があれば、ほぼ確実に、しかも過不足なしに病変を切除することができるのです
Xをしたことある人、ない人 (英語プレゼン)
ある
みなさん、英語で研究発表した経験がある程度あるかと思います。どうですか?簡単でしたか?ここにいる多くの方にとっておそらく準備も大変だったし、発表自体も日本語のときとは勝手が違う、そしてなにより、質疑応答は恐怖そのものではなかったかと思います。
これには色々な原因があります。そして、これは朗報ですが、皆さんがすぐにできる対策がいくつもあります。今日は、明日みなさんが英語のプレゼンを控えていても役に立つ、即効性のある対策から、長期的な視点でできる対策までを見ていきましょう
ない
みなさん、自分が英語でプレゼンするなんて、ずっと先の話だと思っていませんか?それもそのはず、国際学会で発表できるようなテーマはある程度の経験を積まないとできません。
しかし、皆さんにとって今日お話する内容が早すぎるということは全くありません。むしろ、今ここで聞いておいたら近い将来役に立つという話です。逆にいえば、こういう話を聞く機会がなかった皆さんの先輩たちは、大抵英語のプレゼンですごく苦労しています。英語のプレゼンが身近に迫ってからでもできる対策もありますが、限界があります。研究者として国際舞台で活躍することを目指すなら、今からでも英語でのプレゼンテーションの腕を磨き始めるべきです。
目次
発表ジャンルが認知されているなら、流れは推測できるので、セクションの内容を書く
たとえば、研究発表なら、背景→方法→結果→結論 なのはわかってるので、それをアジェンダの項目にするな
→ とはいえ、書いたほうが理解できる場面もあるので、併記するのもありかな…?(検討)
例
なぜあなたは論文が書けないのか
- なぜ書けないのか?原因から対策を考える
- がん領域の論文執筆のタイミングとコツ
- 書くだけでは終われない〜公開までの長い道のりを完走するために〜
データの提示のやり方
- 同じデータでも、提示方法で変わる。データを調理せよ
- 比較の場合。比較の計算式で見せ方が変わる。(何を母数にするか、どっちを母数にするか)
例
少子高齢化を示すためのデータ
y : 人口数、x : 時系列
近年だと、若者も高齢者もどっちも増えている場合、説得力がない。
「ほんとに少子高齢化なのか?若者も増えてるじゃん」
そういうときは、比を使う。
高齢者と若者の人口の比を表すと、グラフの変動として説得力が増す。
展望 (Limitation : 限界)
日本語だと課題…?
- 限界 (問題) に対応する解決策は、アニメーションで表示するといいかもね
- 改善の計画があれば、マイルストーンを提示する。 (p109)
結語 Conclusion (最後のスライド)
- 二文くらい。話すと20秒くらいの内容。
- 長めの一文より、短めの二文。
- 一瞬だけ表示するのやめなさい。聴衆の頭に残らない。
- 他の部分より時間かけるべき
- Conclusion の前に Summaryスライドを入れるといいかも。
- 概念図にまとめるとなお良し!
謝辞
いらん。最後は Conclusion で締めたほうが聴衆のあたまにのこる。
それに、聴衆にとッては興味ない。
- 貢献者を示したいなら、その人が関わった資料の提示の際に、その人のことも示す。(写真、文字?)
時間ないなら早口じゃなくて絞れ
- これに関わることはこれだけあるんだが、今日は時間の都合で、特に重要なこれだけ話します
- 例:「このように三つのテクニックがありますが、今日は時間の関係で、特に重要なXだけお話をします」
話し方
癖に気づけ、そしてやめろ。間を恐れるな。
- フィラーとか、口癖とか。
- 聞いてる方はウザいのでやめよう
- 間はむしろいい。聴衆が理解する時間になる。
音程を下げて、腹に力を入れろ
- 自信に満ちている話し方
スラスラ話すな
- 緩急 (沈黙) をつけよ。
- 水を飲むのはそれや!